3-4

マナ=サルカ

 
刀師の設定:
身体が動かない。
いや、動いているけれど、
オレの思う通りに動かないんだ。
 
怖い。
あの女、
刀に付いてきたあの女の感じていることが、
流れ込んでくる。
 
しゅうな み るえ で ねるだん、(私は死んでしまったのに、)
きり で う らく?(なんであなたは生きてるの?)
 
ただそれだけで、あいつは殺す。
爺ちゃんが封じてたのはバケモノだったんだ。
あんな奴を武神にしたら
とんでもないことになる!
 
オーナー :ぴよらっと
 
 
 
vs
 
 

 
 
刀師の設定:
七の母親は、名を千と言った。
千はまだ七が幼き頃に流行り病に倒れ、父親があれこれと手を尽くしたものの、遂には実りは得られなかった。
母親を顔も覚える以前に失った事は、彼女の淡い悲しみとなった。
 
千には子が五人居たが、先の二人は三つを数える前に病によって失った。
七は四番目の子であったが、「せめて七つまでは」 との思いの為に、そのように名付けられた。
 
七の父親は、名を吉右衛門と言った。
吉右衛門は下賜されたと言う脇差を後生大事に抱え込み、遠出の際は守り刀として常に腰に差していた。
一方で、これは時が来るまで抜いてはいけないものとして、七にも強く教え込んだ。
 
 
そんな刀の抜き身の姿を、七は一度限り、年若き内に見た。
草木も眠る丑三つ時、月光に照らされた河原にて、吉右衛門はその刀身を明らかにした。
「とくと見よ」の言葉を受けて見上げた先には、氷のように冷たく光る刃があった。
 
 
幾分か年を重ね、この刀を携えて戦いに挑む彼女も、未だこの刀を抜くことはなかった。
代わりに宿った魂の加護が、相対する者の刃から彼女を守った。
 
また夢の中では、彼女は刀に宿った彼となった。
彼は戦場で、或る女の視線を受けた。
虚ろで光がない目をした其の女の目線に彼は寒気立った。
が、其の女もまた、父親の仇ではないようであった。
 
 
そんな日々を過ごし、刀師を打ち倒す中で、彼女は自然と足を進め、国中へと入っていた。
そうして彼女は、視線の先に居た刀師へと、刀を構えた。
 
 
オーナー :synctank
 
 

『きり で う らく? ねらんど う。』
 
 
――夜闇の中から女が現れ、面と向かった相手に対してゆっくりと名乗りを上げる。
「合薬屋の娘でお七と申します」
「父の名は吉右衛門、覚えはないですか?」
「いえ、どちらでも同じことですね」
「‥‥お覚悟を」

――そう言うと、女は腰に差した二対のうち、長刀を構えた。
 
 

Turn 0

マナ=サルカ  
HP 15 / 15   HP 25 / 25
 

マナ=サルカ の行動!

 ▽先行刀!

   マナ=サルカ <クイック>が付与された!

◆  は 動かない。

 

『きり で う らく?』

 

Turn 1

マナ=サルカ  
HP 15 / 15   HP 25 / 25
 
<クイック>    
「(それでも、あの禍々しい刀‥‥今夜限りは厳しいでしょうか)」
「(どうした、怖気づいたか?
仇を果たす、のではなかったのか?
私も時が来れば力は貸そう、だが‥‥それまでは、為せることなど何もない)」
「(‥‥いえ、知った話です。とうに腹は括っています)」
「(貴方には、力を借りるその時まで、しっかりと戦いぶりをご覧に頂きましょう)」
 

◆ マナ=サルカ の行動!

 ▽ヨルドネルド![咲P]

      に 1のダメージを与えた!

    笑い声。

      に <毒>を与えた!

 ▽加速刀!

     マナ=サルカ の素早さが 1 上昇!

 ▽加速刀!

     マナ=サルカ の素早さが 1 上昇!

◆  の行動!

 ▽盾の刀!

      に<ガード>が付与された!

 ▽盾の刀!

      に<ガード>が付与された!

 ▽盾の刀!

      に<ガード>が付与された!

 

『きり で う らく?』

 

Turn 2

マナ=サルカ  
HP 15 / 15   HP 24 / 25
 
<クイック>   <毒>
<ガード>×3
 は毒により 1のダメージを受けた。
笑い声。

◆ マナ=サルカ の行動!

 ▽魔法刀!

      は<ガード>している!

      に 6のダメージを与えた!

    『ねらんど』

 ▽魔法刀!

      は<ガード>している!

      に 5のダメージを与えた!

    笑い声。

 ▽魔法刀!

      は<ガード>している!

      に のダメージを与えた!

    『ねらんど』

 ▽魔法刀!

      に 5のダメージを与えた!

    笑い声。

 ▽ヨルドネルド![咲P]

      に 1のダメージを与えた!

    笑い声。

      に <毒>を与えた!

 ▽加速刀!

     マナ=サルカ の素早さが 1 上昇!

◆  の行動!

 ▽魔法刀!

     マナ=サルカ に 8のダメージを与えた!

   『よる。よる』

 ▽鏡の刀!

      <反射>が付与された!

 ▽盾の刀!

      に<ガード>が付与された!

 

『きり で う らく?』

 

Turn 3

マナ=サルカ  
HP 7 / 15   HP 3 / 25
 
<クイック>   <毒>×2
<反射>
<ガード>
 は毒により 2のダメージを受けた。
笑い声。

◆ マナ=サルカ の行動!

 ▽ヨルドネルド![咲P]

      は 反射 した!

     マナ=サルカ に 1のダメージを与えた!

   『よる。よる』

     マナ=サルカ に <毒>を与えた!

 ▽加速刀!

     マナ=サルカ の素早さが 1 上昇!

 ▽加速刀!

     マナ=サルカ の素早さが 1 上昇!

◆  の行動!

 ▽魂の刀!

   に<ソウル>が付与された!

 ▽炸花刀![炎D3]

   「(時は到った。力を、借そう)」
   「‥‥ならば、これにて序幕は終わりですね」
   「参りましょう、第二幕へと」
   ――女の後ろに、幾つもの大輪の火炎花が、その今まさに咲く瞬間が、見えた。
 

 

   
 

  マナ=サルカ の刀は燃えあがり、すべて炸撃刀となった。

   の刀は燃えあがり、すべて炸撃刀となった。

 ▽炸撃刀!

  マナ=サルカ に 1のダメージを与えた!

   『よる。よる』

 

『きり で う らく?』

 

Turn 4

マナ=サルカ  
HP 5 / 15   HP 1 / 25
 
<クイック>
<毒>
  <毒>×2
<ガード>
<ソウル>
マナ=サルカ は毒により 1のダメージを受けた。
『よる。よる』
 は毒により 2のダメージを受けた。
笑い声。
 
「ここまで、ですか」
――女の、刀を持つ手が緩む。
◆  は 死んだ。 →<ソウル>発動!
――その時、女の腰に差す脇差が、淡い光を発した。
「‥‥そう。まだ、やれますね」
――女は、再び刀を、今度は強く握り込んで構えた。
 
◆ マナ=サルカ の行動!

 ▽炸撃刀!

      は<ガード>している!

   に 1のダメージを与えた!

    『よる』

 ▽炸撃刀!

   に 1のダメージを与えた!

    『ねらんど』

 ▽炸撃刀!

   に 1のダメージを与えた!

    『ねらんど』

◆  の行動!

 ▽炸撃刀!

  マナ=サルカ に 1のダメージを与えた!

   『よる。よる』

 ▽炸撃刀!

  マナ=サルカ に 1のダメージを与えた!

   『よる。よる』

 ▽炸撃刀!

  マナ=サルカ に 1のダメージを与えた!

   『よる。よる』

 

『きり で う らく?』

 

Turn 5

マナ=サルカ  
HP 1 / 15   HP 22 / 25
 
<クイック>
<毒>
  <毒>×2

マナ=サルカ は毒により 1のダメージを受けた。

『よる。よる』

 は毒により 2のダメージを受けた。
『よる』

 マナ=サルカ は 死んだ。

 
 
 
マナ=サルカ
HP  :15
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
刀:
魔法刀
魔法刀
魔法刀
魔法刀
ヨルドネルド
加速刀
加速刀
先行刀
 
 
HP :25
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:3
刀:魔法刀、鏡の刀、[陰]魂の刀、[陽]炸花刀、盾の刀、盾の刀、盾の刀
 
・[陽]炸花刀(炎上刀):対象の刀をすべて炸撃刀に変える。/自分の刀をすべて炸撃刀に変える。<遅延起動3><リミテッド>
 
 

Winner