夢の最果て

百様玲瓏の刀師

 
刀師の設定:
 
玲狼の戦士よ。
私はこの刀と共に深き泉の底に沈み、全てを憎む怨霊となりたかった。
私を、お前を弱き者、劣った者、敗けた者として貶めた全てを。
しかし、出来なかった。
 
お前になった夢を見たんだ。
夢の中のお前は、輝く刀を手にしていて、
縛られた鎖をものともせずに辺りを駆け回っていた。
 
お前はただの負け犬であるものか。
私は再び、お前になりたい。お前の力が必要だ。お前の名が必要なんだ。
 
ははは、参ったな、こんな…
自分の作った役柄に話しかけているなんて。
 
オーナー :s_sen
URL(任意):https://www.geocities.jp/s_sennin1217/FoDnanka/indx.html
HP  :10
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:6
刀:[陽]無閃刀、加速刀、[陰]先行刀、加熱刀、加熱刀、加護刀、加護刀、衝撃刀、衝撃刀、衝撃刀、命の刀、命の刀
・無閃刀(導来刀):<早期起動>を与える。<高速起動><リミテッド>
 
刀師の設定:
輝く刀を求めた侍がいた。
それを哀れに思った天におわす神は、侍に輝く刀を授けた。
侍はそれに喜んで調子に乗り、刀を振り回したところ、
戦に負けて地に倒れ、その刀身は折れてしまった。
侍は夢を見た。
自分は大きな獣になり、いくさ場を駆け巡っていた。
その手には、折れたと思っていた輝く刀があった。
その夢から覚めた侍もまた、元通りに輝く刀を握りしめていた。
侍は夢と同じようにいくさ場に向かい、
今度こそ慎重になりつつ調子に乗り、刀を振り回したとさ。
                   『輝く刀』――花見の塔の昔話より
 
「赤く揺らめく炎に、
日々始まる夜明けの空に、
夢を叶えた物語の人物に、
そして…この折れた後を打ち直した刀に、
その姿を重ねた。
 
この刀との出会いは大切な授かりものだ。
あの頃は全てが輝いて見えた。
もちろん、今だってそうさ。少し違うけど。
この刀も打ち直した後には姿を変え、少し違うけど、
きれいな色の輝きが見える。
以前にもましていい刀になった。
僕はそれで幸せだ。
 
どんなに戦おうとも、君ほどの戦士を未だ見たことはない。
僕のもう一つの姿である君よ。
僕は僕という役柄で残りの時間を走り続ける。
同じく、君は君という役柄で走り続けることを願っている。
けれど、もし、再びどこかで会えるとしたら…」
 
 
武神となった際、あなたはこの国に対しどのような統治を行う予定でいるか?:
 
我が故郷では「君臨すれども統治せず」という原則に基づいて王を立てている。
君臨するのは王、統治をするのは国民である皆だ。
それに倣ってこの戦に勝った暁に、私は武神としてこの地に君臨できる。
しかし、統治はできない。私はこの通り、学のない旅の戦士だ。
その代わりに、この刀を置いていこうか。
もはや抜け殻に等しくなってしまったけれども、かつての我が影を焼き付けた刀だ。
私はこの国の影として、皆の幸せと繁栄を遠くから見守りたい。
ああ、でも時々は遊びに来てもいいかい?
この国の空の色が気に入ったんだ。
かつて、戦の炎で赤く染まっていたことも知っている。
それを乗り越えた後の青さが、とても好きだ。
国民に向けて何かもっとひねりのあるメッセージを。:
総選挙 清き一票 横綱ひねり揚げ #糞川柳
ひねりを無理矢理ねじ込んだまごうことなき糞川柳でしたね。:
 
オーナー :s_sen
 
 
 
 

紗刃の千草

 
HP  :25
攻撃力:0
防御力:0
素早さ:4
刀:鏡の刀、命の刀、加熱刀、[陽]継がれる種火、加熱刀、衝撃刀、加熱刀、衝撃刀、加熱刀、衝撃刀、[陰]先行刀
・継がれる種火(儀式刀):対象の予備APを3増加させる。<高速起動>
 
[陰]先行刀
[陰]導来刀
 
刀師の設定:
隠棲の刀匠、その一番弟子。
師と共に、精巧な機構の組まれた“絡繰り刀”を手掛ける。
中でも仕込みの容易な小刀の鍛造を得手とし、また自ら扱う。
 
はじめ、師への屈折した憧憬と嫉心に染められていた彼の眼は、
幾夜もの戦いを経て真っ直ぐに前を見据えるようになった。
 
 
 
旅路が終わろうとしている。
 
最後に“ひぐるま”と名乗ったあの強き魂は今や物を言わず、
ただ刀に纏われる炎としてそこに在る。
多くの、武神を目指し、名乗りを上げ、そして斬り結んでいった者達も、
既に殆ど残っていない。ただ二人を除き。
 
これまで歩んだ道は数々の屍の上に築かれている。
或いはこの先も。
 
なればこそ。
問わねばならない。自らに。相手に。
この戦いを終え、頂に立ったなら、何を為すかを。
散った者達の命を、この国を、背負う覚悟が有るのかを。
 
 
≪武神となった際の統治について≫
 
彼は刀匠である。その本分を果たすべく、刀を打ち、生み続ける。
自ら喚び出した強きものの魂、“ひぐるま”の遺した種火を以って。
 
刀こそがかつての戦乱を終わりに導き、自らの身を立て、
世を安らかに保ち、国を治める力であると、彼はそう信じている。
 
そして、新たな刀を造り続けることで、かつての強きものの魂達が振るったような、
もしくは未だ知られていないような、そんな刀技を見出せるやもしれない。
 
武を旨とするこの国の形はきっと大きくは変わらないが、
そういった技術や産業の発達に、より注力されるようになるはずだ。
 
オーナー :nk
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